第4戦 エコギア CUP
2005年9月10日 旧吉野川
天候:曇り時々雨だったり晴れたり/南寄りの風/水温25℃気温24〜27℃
参加人数:52名
当日のコンディション
降ったり止んだり不安定な天候のなか開催されたチャプター徳島の最終戦、帰着寸前の集中豪雨に選手全員が慌ててレインウェアを羽織り、そのためワッペンを露出できていなかった選手が続出。すでに最終戦だというのにトーナメントブックを熟読していれば何なく対応できるペナルティが多発したのが残念なところである。
競技のほうは相変わらず厳しい状況と予想されるなかでの戦いとなった。夏場に数多くのバスをストックしていたウィードも枯れはじめ、狙いどころがやや分散されたこともあり、少しでも良型を探して移動を繰り返す選手たちが多かったように見られた。どこへ行っても何をやっても同じような状況のなかで、自分なりの戦略・戦術を駆使して有効な条件を絞り出してきた選手が上位に名を連ねることになった。旧吉野川の高いポテンシャルを最大限に発揮させ、上位3名は当日のコンディションでは誰もが感嘆の声をあげる3000g超のウェイトを持ち込んだ。
なかでも圧巻だったのはベテラン平井選手である。年間ポイントランキングへの注目も高い最終戦とはいえ前戦を終えた時点でトップとは15ポイント差の2位、さらに僅差で数名が並んでおり、もはや2位争奪戦の様相を呈していたなか、あくまでも年間タイトルを獲得するために勝負した同選手は3515gというブッチギリのウェイトで優勝!大逆転でアングラーオブザイヤーに輝いた。
表彰台のコメントでは若い選手の台頭に一時期は引退という言葉さえ脳裏をよぎったと述べたベテランではあるが、釣りの技術のみならず誰からも模範になる行動をはじめ、いつフィールドに行っても見かけるだけの練習熱心さやそれを結果に導いてくる真の強さは誰もが認めるところ。来期もディフェンディングチャンピオンとして若手選手の憧れであり大きな壁となる存在でチャプター徳島を盛り上げてくれることを期待したい。
優勝:平井清博、3515g
<使用タックル(1)>フェンウィック・コンペティションGWU-61SUL.J
<エリア・スポット(1)>今切川、旧レーヨン裏のウィードパッチ
<リグ・ヒットパターン(1)>サンライン:スーパーFCスナイパー3lb+スーパーVハード1.25号、カツイチ:ショットガード#1、サワムラ:バレット3in、フォールさせて狙う
<使用タックル(2)>フェンウィック・スーパーテクナS-TAV63SL.J
<エリア・スポット(2)>川崎橋上流サイドのカバー
<リグ・ヒットパターン(2)>サンライン:バススーパーPE1.5号+スーパーVハード3.5号、カツイチ:Kgフック#1、サワムラ:バレット3inワンナップシンカー1/64oz、フォールさせて狙う
コメント:ご指導して頂いています沢村幸弘様はじめサポートして頂いていますサンライン様・カツイチ様・SAWAMURA様・Karil様、運営頂いていますチャプター役員の皆様ありがとうございます
2位:牧野陽平、3345g
<使用タックル>テムジン・スタリオン、TD-Z103H、東レ・アップグレード14lb
<エリア・スポット>新高橋から共栄橋の区間に存在するリリーパッド
<リグ・ヒットパターン>ジャバロン140をオフセト掛け+2.7gネイルシンカー
コメント:さすがジャバロン!
3位:渡辺康司、3115g
<使用タックル>60ULロッド、ライン4lb
<エリア・スポット(1)>丸須のテトラ対岸水門
<リグ・ヒットパターン(1)>スモールラバージグ+ハンハントレーラーのフォール
<エリア・スポット(2)>広島橋すぐ下流の水門
<リグ・ヒットパターン(2)>ファットドーバー1/16JHWのフォール
<エリア・スポット(3)>広島橋から下流2つめの水門
<リグ・ヒットパターン(3)>ファットドーバー1/16JHWのフォール
コメント:スポンサーのアルティメイトワールドR11様、いつも応援してくれる仲間に感謝し
4位:井原浩二、2865g
<使用タックル(1)>デンゲキ
<使用タックル(2)>フィランギ
<使用タックル(3)>テムジン・ガゼル
<エリア・スポット>今切川下流のアシ地帯
<リグ・ヒットパターン(1)>1/2ラバージグ+ポーク
<リグ・ヒットパターン(2)>0.9gスモールラバージグでサイト
<リグ・ヒットパターン(3)>6.5inカットテール1/16根こリグ
5位:横山修史、2820g
<使用タックル(1)>テムジン・エアリアル、東レ・スーパーフィネス4lb
<使用タックル(2)>テムジン・エアリアルHP、東レ・スーパーフィネス4lb
<エリア・スポット>今切川下流、吉野モータースワンド・牛屋島橋上流の生コン屋前
<リグ・ヒットパターン>SD-75カットテール・ノーシンカーを使用しウィード周りの水がきれいなエリアでサイト朝一の今切川で反応が悪かったため、カレントが始まるタイミングを考慮しておもに旧吉野川中流域での勝負をしました。
順位 ゼッケン 氏 名 重量 匹数 ポイント
1 マW115 平井清博 3515 3 30
2 J四33 牧野陽平 3345 3 29
3 J四01 渡辺康司 3115 3 28
4 マW114 井原浩二 2865 3 27
5 マW006 横山修史 2820 3 26
6 J四37 亀井剛志 2750 3 25
7 37737 多田 学 2745 3 24
8 37501 千葉潤一 2730 3 23
9 36514 長谷川和博 2665 3 22
10 J四08 門田貴嗣 2485 3 21
11 37081 三好教仁 2395 3 20
12 マW113 坂本洋司 2370 3 19
13 J四16 藤本和昌 2340 3 18
14 37159 谷口雅信 2010 3 17
15 37234 川田賢治 1985 3 16
16 J旭091 山崎敬明 1860 3 15
17 J四10 江崎浩司 1815 3 14
18 J旭033 合田忠以 1800 3 13
19 J四11 多田通治 1735 3 12
20 37736 水田 亮 1730 3 11
21 37346 筒井浩幸 1725 2 5
22 37774 斉藤雅史 1715 3 5
23 37446 松家 司 1680 3 5
24 J四34 阿部大吾 1680 3 5
25 37698 弘田大輔 1505 2 5
26 J四35 福永二郎 1500 3 5
27 37504 都築精朗 1485 3 5
28 37806 真部 剛 1410 3 5
29 38695 山口佳孝 1410 3 5
30 36972 上村利弘 1370 3 5
31 37050 岡本篤典 1245 3 5
32 37573 竹内範隆 1150 3 5
33 36991 児島弘幸 1110 3 5
34 37471 横手淳路 1095 3 5
35 J四06 藤本勝司 1060 3 5
36 37306 尾鼻孝夫 985 1 5
37 37595 鈴木博之 970 3 5
38 37602 松本 功 900 2 5
39 37126 大谷貴志 890 2 5
40 36902 大道真之 855 3 5
41 37312 瀬野正樹 815 1 5
42 J四36 河村大二朗 795 2 5
43 36690 中村大介 785 1 5
44 36943 森本晃徳 675 2 5
45 37763 大岩 等 500 1 5
46 J四05 岡澤正樹 345 1 5
47 38848 赤松真紀 325 1 5
48 37914 神野龍介 95 1 5
49 37611 楠瀬貴司 0 0 5
50 J四13 赤松美陽 0 0 5
51 J四42 竹内保人 0 0 5
- J四07 村橋基礎 0 0 0
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