第2戦エバーグリーン CUP
2020年7月26日
旧吉野川 天候:曇りのち雨/南南東の風4m 気温24〜28℃ 参加人数:32名
当日のコンディション 収まりつつあった新型コロナウィルス感染症が再び拡大の兆しをみせるなか、ウィズ・コロナとして徹底的な防止策を講じたうえでチャプター徳島第2戦エバーグリーンCUPが旧吉野川で開催された。 当初4月だった予定が延期となり、例年あまり開催されないアーリーサマーでの一戦は選手たちがどう攻略してくるのかが大きなみどころだと思われた。 しかし猛烈な梅雨の影響がフィールドコンディションを著しく変化させてしまう。 濁ってはしばらくして落ち着き、また濁っては落ち着くのを繰り返す水質・・・今戦も前日プラクティスでは競技エリア最上流ほどで見られていた濁りが、大会当日は全域に拡がりをみせていた。 かなり厳しい状況ではあったが、水質変化のある場所や魚が動き出すタイミングなどを考慮してうまく魚を反応させてきた選手は貴重なキーパーをウェイインに持ち込んだ。 そのなかでも各種マンメイドストラクチャーを軸に攻め抜いてきた選手が一回り大きな個体を獲得し上位に名を連ねることになった。 優勝は春先に抜群の強さをみせる阿部大吾選手。かなり厳しいコンディションだからこそ阿部選手の繊細で丁寧な戦術が活きることになり、良型を2本で唯一の2キロオーバー!誰しもが感嘆するような美しい釣りを見せつけて頂点に輝いた。 準優勝の植田誠寛選手は四国内ありとあらゆるフィールドで実績を積んでいる凄腕ベテラン選手。坂東谷川入り口のテトラをバックスライドで攻略。大小7本を仕留めてキーパーを揃え表彰台を飾った。 3位には久次米良信選手。最下流の水門絡みスポットで活性の高い個体をクランキングで反応させたり、繊細なジグヘッドで口を使わせたり多彩な攻めでリミット達成!見事な入賞となった。 4位の濱松選手や5位の三好選手も表彰インタビューで「リップラップ」というワードが出てきたことからも、「濁ったときはカタいモノのそばにタイトに付く」と昔から言われてている旧吉野川の攻略セオリーのひとつは時代が変わろうが普遍的なものであることを、この極めて厳しい状況の一戦で証明したことになろう。 次回は予定通りであれば晩夏に開催されることになる。なにはともあれ、選手たちが全力で戦い、泣き、笑い、賞賛の拍手が大きく響く大会が開催されることを期待したい。
優勝:阿部大吾、2479g
<タックル> 6.7ft
ベイトフィネス、アルデバランBFS XG3、サンラインFCロックバイト8lb <エリア・スポット> 共栄橋の橋脚 <リグ・ヒットパターン> 1/96のネイルシンカーを挿入したO.S.Pドライブスティック3.5(ダークシナモンブルー&ペッパー)のバックスライドを橋脚にアプローチ。フォール、ステイで。 コメント:今回無事に2戦目が開催でき、最高の結構で終われましたこと感謝いたします。スタッフ、選手の皆様、ありがとうございました。次戦も無事に開催されますよう願っております。
準優勝:植田誠寛、1950g
<タックル> ロッドスティーズ TOPGUN リール スティーズTN LTD SV 103HL
ライン フロロ14lb <エリア・スポット> @最上流テトラ A最上流インサイドのカバー <リグ・ヒットパターン> ドライブスティックファット(ゴリミソブラック)
ノーシンカーバックスライド(オフセットセッティング)フォール コメント:運良くリミットメイクできローウエイト戦の予想もしないお立ち台で、びっくりポンでした。サポートしていただいているOSP様何時もありがとうございます。
3位:久次米良信、1755g
<タックル> @ロッド:HUMS-61LST、リール:17COMPLEX CI4
C2500、ライン:アブソルートMG4lb Aロッド:HUMRC-60MLG、リール:TATULA SV6.3R
ZPISPL、ライン:アブソルートMG10lb Bロッド:HUMRS-72ML-2、リール:15ルビアス2506、ライン:MaxPowerPE0.8/アブソルート8lb <エリア・スポット> @AB下流域 <リグ・ヒットパターン> @GENTEN1.2gジグヘッド+スリーピース3in
ナチュラルグリーンブルーでリップラップの張り出しを丁寧に探る AリップラップをシャロークランクHU-70で Bワッパー3inでリップラップから壁に変わる水のヨレにフォール(フック:フッキングマスターED1/0) コメント:役員スタッフの皆さん大会運営ありがとうございます。サポートしてくださるハイドアップ様、イグニション様いつもありがとうございます。
4位:濱松祐司、1510g
<タックル> @バンタム164MLG. ジリオンTWSV.フロロ12ポンド AFACT67MHST. アルデバランmgl.
フロロ14ポンド <エリア・スポット> @旧吉野川サッカー場前 A馬詰めテトラ <リグ・ヒットパターン> @スーパーモグラチャターTG
+バスエネミースティック4inを濁りを考えてリップラップをスローに通す Aドライブビーバー3.5
フリーリグをテトラの岸から最初のブレイクで放置 コメント:状況変化に上手く合わせる事ができミスはあったものの貴重な2フィッシュでの入賞は素直に嬉しく思います。大変な情勢の中、スタッフの皆様、大会運営ありがとうございました。
5位:三好教仁、1498g
<タックル> ロッド:テムジンスパイダー、リール:ストラデッックci4
2000、ライン:サンラインFCスナイパー3ポンド <エリア・スポット> ジェラート前と将棋や前 <リグ・ヒットパターン> ECOスワンプクローラー(プロショップオオタカ オリジナル)0.9gネールシンカーのネコリグをリップラップを岸から1〜2メートルぐらいまでシェイクしながら落としていく コメント:第2戦コロナウイルス感染予防をしながらの試合。スタッフの皆さん色々と大変だと思いますが 3戦目 4戦目もよろしくお願います 選手の皆さんコロナに気をつけて頑張りましょう。
順位 |
ゼッケン |
氏名 |
重量 |
ウェイン匹数 |
ポイント |
1 |
62312 |
阿部大吾 |
2479 |
2 |
30 |
2 |
J四14 |
植田誠寛 |
1950 |
3 |
29 |
3 |
J四04 |
久次米良信 |
1755 |
3 |
28 |
4 |
62767 |
濱松祐司 |
1510 |
2 |
27 |
5 |
J四12 |
三好教仁 |
1498 |
2 |
26 |
6 |
62740 |
武市浩二 |
1442 |
2 |
25 |
7 |
J四07 |
相原照平 |
1229 |
2 |
24 |
8 |
62752 |
北和広 |
1143 |
1 |
23 |
9 |
62374 |
白井伸幸 |
899 |
1 |
22 |
10 |
62754 |
上木浩吉 |
892 |
1 |
21 |
11 |
J四10 |
横山修史 |
775 |
1 |
20 |
12 |
62768 |
山田一哉 |
741 |
1 |
19 |
13 |
62887 |
河野友哉 |
638 |
1 |
18 |
14 |
62946 |
平井清博 |
320 |
1 |
17 |
15 |
62835 |
森本雅雄 |
308 |
1 |
16 |
16 |
J四02 |
牧野陽平 |
306 |
1 |
15 |
17 |
62336 |
坂本洋司 |
0 |
0 |
5 |
18 |
62471 |
川村達郎 |
0 |
0 |
5 |
19 |
62536 |
蓮生隆芳 |
0 |
0 |
5 |
20 |
62581 |
大久保光洋 |
0 |
0 |
5 |
21 |
62672 |
大谷貴志 |
0 |
0 |
5 |
22 |
62680 |
谷口雅信 |
0 |
0 |
5 |
23 |
62889 |
長谷川和博 |
0 |
0 |
5 |
24 |
62949 |
楠瀬貴司 |
0 |
0 |
5 |
25 |
63097 |
佐藤健人 |
0 |
0 |
5 |
26 |
J四01 |
亀井晴紀 |
0 |
0 |
5 |
27 |
J四09 |
西岡一樹 |
0 |
0 |
5 |
28 |
J四15 |
竹本利正 |
0 |
0 |
5 |
29 |
J四24 |
菊池芳郎 |
0 |
0 |
5 |
30 |
62276 |
村上太一 |
-200 |
0 |
5 |
31 |
TOP38 |
佐藤圭吾 |
-200 |
0 |
5 |
失格 |
62904 |
大川龍馬 |
0 |
0 |
0 |
|